現代のアラサー女に「ちょうどいい」があるニベアのお話
こんにちは、ゆきびっちです。
最近は秋も深くなり、空気も澄み渡って、電車の中で口を開けて寝たらくちびるの皮にヒビが入る。
そんな切ない季節になってまいりました。
皆さん乾燥対策はしておりますか?
私個人としては9月に秋の花粉症が発症し、ここくらいから小鼻部分が硬化し徐々に皮が剥け始めます。
鼻セレブをつかっていても、そうなのだから、ティッシュと私の小鼻の摩擦率の高さといったら。
ということで、毎年毎年懲りずに保湿クリームを探し続けてきたのですが、最近「灯台下暗し」というアイテムに出会い、恋に落ちました。
それは
ニベアです。
はい、ため息つかないでください、離脱しないでください。
ちょっとした知識知恵ならばネット検索で一発解決する昨今、今更な情報を提供しても余り意味がありません。
でもね、私は敢えてそれをやります。
何故なら、本気で長年の悩みをニベアが解決してくれたから。
しかし、周りに「ニベア良いよ」って言っても、「ああ、高級クリームとほぼ同じ内容なんでしょ?」という知識は返ってくるものの、実際には使っていない人が多い。
何故なのか。
<ニベア=「お母さん」という無意識的なイメージ>
私たちは誰によってニベアという存在を知ったのか。
テレビCMではない、お店の広告でもない、ずばり母だ。
母によってもたらされたニベアは、このようなイメージを植え付けたのではないだろうか。
①皆、初めてつけたクリームはニベア
つまりは皆既に物心ついたときには母親によって強制的にニベアを体験させられている。特にアラサー世代。昔は弱酸性なんてなかったでしょ。
②べたべたなクリーム
しかし、それと共に甦る、幼い頃に母親の手によって顔や身体をべたべたにされた不快な記憶。
③子供が使うもの。
大人になって色々なクリームを知って買えるようになった今、今更、幼い頃使っていたニベア笑に戻りたくない。ニベアの匂いってなんか赤ちゃんみたーい笑
そう、母からニベアは伝わり、そして母の記憶と共に染み付いてしまっている。
すぐに何処でも手に入る品だし、今すぐ使わなければいけないと危機感もない。
ニベアの効能とか頭では分かりつつも、実の母と同じように「そばに居てくれて色々助けてくれるのはありがたいけど、そこまで存在主張されても、私の世界もあるからちと困る」となってしまっているように思える。
しかしね。
今だからこそ噛みしめられる、ありがたみがそこにはあるんです。
そんな皆さんが抱いているニベアのイメージを今回は変えていきたいと思います。
とその前に、アラサーにおすすめの基本的な使い方をご紹介。
クリームを塗る前に化粧水を使っても使わなくてもOKです。
私はCLINIQUEの角質をふき取りタイプのものを使用しております。
①ニベアのクリームを取って、手のひらで何秒か温めます。
人の体温はいくら末端冷え性とは言えど、高めなので固めのクリームが徐々に柔らかくなり、塗りやすくなります。
②そのクリームをパッティングしながら顔に塗りたくってください。
伸ばしてしまうと、クリームが均一につかないので、パッティングするくらいがちょうどいいと思います。
③薄く白くなる顔。
このまま放置!
なんか落ち武者的なイケメンちっくになりましたが。
④クリームが顔の体温で温まり、しゃばしゃばになってきます。
そこでちょっとずつ指で伸ばし、クリームが余分に乗ってしまったところはティッシュで軽く押さえましょう。
(ティッシュで拭き取ってしまうと、そこだけクリーム成分が取れてまた乾燥しますのでご注意を)
⑤いつものメイクをするか、寝ましょう。
夜の場合、次の日の肌のモチモチ感が全く違います。メイクをすると崩れにくくなります。
この他にも髪の保湿や、もちろん一番ベーシックなボディクリームにも使えたりします。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
<現代のアラサー女子に「ちょうど良い」があるニベア>
では何故敢えてここまで私がニベアに固執してここまでの記事を書くことに至ったのか。
それは現代に生きるアラサー女子にとって「ちょうどいい」と思うことがいくつかあったからです。
①アラサーの砂漠状態の顔にはニベアのべたべたがちょうどいい。
そもそも我々アラサー女子が化粧水だの乳液だのを付けるのは、化粧などを繰り返して皮膚の、特に皮脂の機能に異常をきたしているから。
顔に皮脂という油膜が張っているのが、子供でも大人でも正常の状態です。
大人になって油とり紙を使うくらいにテカテカしてしまったり、パックをしなければいけないくらいにカサカサしたりするのは、普段肌に余分なものを塗っているためにその機能がちゃんと機能していないから。
皮脂が余分に出てテカるのは、顔に油分が足りておらず外側からの刺激から守れないと身体が反応するため。
なので、適量の油を初めに供給してあげれば、身体は安心して、油膜を余計に張ることはしません。
幼い頃の皮膚は生まれてまだそんなに経っていないこともあり、皮脂が正常に機能しています。
そのため、既に顔を覆っている油の上に油を重ねるのですから、幼い頃は必要以上にべたべたに感じたかもしれません。
クリームも塗り慣れていないしね。
でも、今、大人になって先ほどの使い方でニベアの濃厚なクリームを顔に当てると、
びっくりするくらい顔がクリームを吸収していきますよ!!!
ダイソン並の吸引力。
君らそんなに油を欲していたの?ってくらいの肌のがっつきに自分でも引きます。
なんかこれまで使っていた乳液などでは全く油分が足りていなかったんだなと実感しました。
それこそ私の長年の問題だったカピカピ小鼻も一晩で治りました。
②ニベアのミニマルさ、ベーシックさが今の時代感にちょうどいい。
もちろん今回の記事は私の肌にニベアが合っていたことを前提条件に書いていますし、女性が自分に合った化粧品を見つけるのは人生の目標に等しいです。
ただ、ニベアに自分の肌が合致するのであれば、色々と持っていたトライ&エラーを繰り返してきた化粧品を一掃でき、持ち物をコンパクトにできることがもう一つ、私の推す要因の一つ。
それこそニベアの効用、使い方の汎用性(乳液、ボディクリーム、パック、髪の保湿などなど)を考えれば、朝・夕の基礎化粧は全身ケアでも
・洗顔
・(メイク落とし)
・(化粧水)
・ニベア
だけで終わります。
私の洗面所の簡潔さよ。男並み。
むしろ男性のほうがシェービングフォームなどあって、もうちょっとごちゃごちゃしているのではないでしょうか?
このミニマルな感じは、現代の女性の感覚にむしろ合っています。
最近のファッションの風潮でもある「ベーシックを見直す」というのにも合致している。
まさかの私、最先端の女。
幼い頃のお母さんの記憶と融け合っていると先ほど書きましたが、それも原点回帰という意味では良いことだと思っています。
先日実家に帰ったときにのりこ(母)とニベアについて話したら意気揚々と
「私は昔、ニベアのりこと呼ばれていた」
と豪語されました。※それほど自分はニベアを愛用していたということらしい。
思わずそのネーミングのだささに絶句しましたが。
尊敬できる母が私くらいの年のときに同じものにはまったということが、こそばゆいような、なんか温かい感じがして、よりニベアを使いたいという思いに駆られました。
温かい記憶や思い出があるからこそ、愛着を持って長く使えるという究極のベーシックではないでしょうか。
③安かろう悪かろうではない― 色々なことにお金を使う時代だからこそコスパがちょうどいい
女性が美貌を保ちたいと考えるのは自然なことだと思います。
私だって、80歳のおばあちゃんになるまでキレイでいて、男性からバラの花束をプレゼントされ続けたいわ。一回ももらったことないけど。
ただ、キレイになるために高級な基礎化粧品にムダ金を使い続けるほど、我々アラサー女子は暇ではない。
仕事と趣味と友人との付き合いと自己研鑽とお酒とで私たちは忙しい。
彼氏なんて言葉が並列すると思うか、入れたくても入れられないんだよ。
それらに平等にうまく投資して自分という芯を作れる女性が現代には合っているだと思います。
- 決して高級化粧品を悪く言っているわけではありません。
私自身も冬の保湿にニベアは必要だけど夏の保湿にはCLINIQUEの乳液を愛用していますし。
あくまでも自分の給料の無理のない範囲で投資できればいい、けどその中でコスパができるものがあったら乗らない手はないという話。
もう、ニベアの本質、関係ないがな。
でもドラッグストアなら¥457で買えるんですよ。
先ほど書いたCLINIQUEの乳液なんて6000円くらいですよ。
大好きですけどね!1回呑みにいけるわ!
ということで、今回ニベアを推して推しまくりましたが、この前かなり感動した体験を最後にご紹介して終わりにします。
この前サバゲ―行った帰りに、銭湯に行って、まさかの化粧水関連を忘れるという女子力の低さを露呈し。
すっぴん、ノーガードで家に帰ったのですが、2週間ほどニベアを使っていたせいか、肌が夜風に吹き晒されても乾燥してつっぱるような感じは一切ありませんでした。
おかげさまで夜帰ってもニベアを塗ることを忘れて、朝に泣くという愚行を繰り返したわけですが。
それくらいの保湿力です。これは本当。
一回騙されたと思って、やってみてください。
油分が気持ち悪いくらいに出てきてお悩みのおっさんたちにもおススメですよ。
メンズ化粧品に頼るんではなくて、男なら黙ってニベアをトライしてみてくださいね。
それでは♪