アラサーOLが過去の恥をさらして電車内マナーを見直す話
こんにちは、ゆきびっちです。
※先に書いておきます。こちら確か10月に書いたものなんですが、書いたことをすっかり忘れてしまい、時事的なものだったのに、なんだか間の抜けた更新になってしまいました。ということで、温かい目でしっとりと見てくださいませ。
こちら電車内です。
皆さんこちらを見て、何かに気づきませんか?
電車内で自撮りするという最低限のマナーを破っていることは横に置いといてください。ごめんなさい。
そうです。
いくら私が可愛いオシャレキラキラ女子とはいえ、つばの広い帽子は電車の中でとれって話ですよね。
※帽子のつばが他の人の延髄に当たる可能性があるため、混雑時などはちゃんと帽子をとりましょう★
最近電車内のマナーの一部が改正されましたね。
優先席付近での携帯電話の使用は混雑時に避けるようにする、ということ。
以前までは心臓のペースメーカーに、携帯電話の電波が悪影響を及ぼすという説に基づき、優先席付近では使用禁止になっていました。
他、電車内での通話は禁止、お年寄り・妊婦の方・負傷者には席を譲るなど、丁寧すぎるくらいマナー喚起のポスターが駅構内や電車内に貼られています。
ちなみにパリ、ミラノ、ニューヨーク、シンガポールなどの地下鉄ではあるとしても、ゴミを捨てるなとかかなりゆるーいマナー喚起のみ。
皆車内で電話でしゃべり放題、なんなら楽器を持った演奏隊が電車内に乗り込んでくる始末。
いきなりアコーディオンなどで演奏されるとびっくりしますが、周りの人々は日常的なことなのでわりと無表情。
なのに、先日ミラノで若者たちがスマホから大ボリュームで最近の曲を流していたら、めっちゃおばさんが眉をひそめて若者たちを睨んでいました。その違いはなに?文化かノイズの違いか?
そもそもマナーというのは、他人の気分を害してしまうと考えられる行動を自らの判断で避けるもの。
なのに、マナー=絶対的ルールのように考え、絶対守らなければいけないんだ!ルール違反だ!だからお前はだめなんだ!みたいな意見をドヤ顔で発している人をたまーに見かけますよね。
そもそも表記されていないことで、もっとできるマナーなんていっぱいあるんじゃないのか、なんて普段持ち合わせてはいない正義感をたまに振りかざしてみるわけです。
まぁ単なる、ババァの独り言ですがね。
なので、今回は私のアホな実体験を元に、ゆきびっち的電車内マナーを考えたいと思います。
ですが、あくまでもマナーは個人の価値観による判断が積み重なるものですし、海外には海外ならではの考え方、日本では日本の風土を踏まえたものがあるので、一概に、個人から発せられたマナーがイコール正解、正しい意見だと考えられるべきではないことを先にお伝えしたいと思います。
びっちマナー①: ポニーテール・アタックを控える。
ポニーテール:髪の長い人が髪の毛をひとつにまとめた縛った髪型。
これは本当に被害に遭ったのですが、混雑した車内で目の前にいたポニーテールの人がいきなり首を横に振り、その結果私の顔にびしばしとポニーテールが当たりました。
結構イタイわけで。
背中がでかく感じるのは距離感のせい。
めちゃくちゃ不快。
他人の髪の毛なんて、例えイケメンでも不意に顔に触れたら、かなり気持ちが悪い。
飲み会中にイケメンの髪の毛に欲望を抱えて触りに行く以外、他人の髪なんて自分にとっては無価値です。
なので、髪型を変えろとは言いませんので、髪の長い女性は電車内では首コルセットみたいなのをして、できるだけ頭を固定させてください。
びっちマナー② : 宴会以外ではエアギターは控える。
エアギター:ギターをまるで弾いているかのように、空中で演奏すること。
この前電車で立っていたら、いきなり目の前の若い男の子がエアギターをし始めてびっくりしました。
これに関しては、別に何かしら被害を受けたわけではないのですが、そういえばこういう風景ってカラオケでもよく見るなと。
本人たちはカラオケで流れてきた曲に合わせて、自然にエアギタっているのですが、目の前でやられたこちら側としてみれば、いつそれが終わってくれて、いつ話しかけていいものか悩みます。
一番ノッてるときに話しかけてしまい、相手を我に返らせて気まずい雰囲気を醸し出されてしまっては困る。
しかしマンツーマンの状態で、曲が終わるまでそれをやられていると、こちらとしてはやったこともないエアドラムにチャレンジしなければならないのか、はたまた曲の終わりにワンステージが終わったかのように「お疲れ様」と声をかけてあげたらいいのか悩みます。
ということでできれば宴会の芸以外では、お互いのためにエアギターは控えて頂きたいのです。
もう電車の中の話ではないのですが、若干たまに切実。
びっちマナー③ : 他人の携帯を盗み見ない。
もはやこれなんて、マナー以前の問題ですがね。
私が社会人になりたての頃、夜電車で帰宅途中、運よく席に座ることができました。
その時、きっかけは何だか覚えていないのですが、ふと左隣の男性の携帯の画面が見えてしまったのです。
どうやら女性とメールしていたようですが、その内容がエロいエロい。
電話エッチならぬ、メールエッチのようなことが敢行されているようでして。
びっくりして思わず釘づけになってしまい、いけないとは思いつつ、チラチラとその男性の画面を見てしまっていました。
するとどうだろう。
彼の指先から織りなす文章に、私は戦慄しました。
「隣の席の女の子がぼくたちのメールを見てるんだよ。
興奮してきた」
※ちなみに彼は長席の一番端に座っており、隣の席の女の子というのは私以外存在しえない状況でした。
そこからまっすぐに正面に向き直り、石のように固まってしまった私。
身体の左側はただただ硬直するばかり。
やっと地元の駅に着き、救われる気持ちで身体を強張らせながら降りようとしたのですが、その男性も同じ駅で降りようとしている。
まさかのご近所さんか!!!
歩調を緩めて男性を先に行かせ、私の家とは違う方向に行ったことを確認し、猛ダッシュで帰宅しました。
というようなことがあるので、人のプライベートな領域に踏み込んで地雷を踏まないためにも、他人の携帯画面を見るのは車中でも車外でも如何なる場合でもよしたほうがいいと思います。
まぁ普通に考えれば、他人の画面を盗み見るなんて、突然他人のカバンの中身を漁るのと同じくらいやってはいけない行為なのですがね。
私の場合は完全に自業自得です。その節は本当にすみませんでした。
人に迷惑をかけると自分に跳ね返ってきます。
あくまでもマナーはそれぞれ快適な生活を送るために、相手を思いやる行為です。
もしかしたら自分では気づきもしなかったマナーを相手が求めている場合もありますので、そこで「マナーがなってない」とぶつけられた怒りに対して怒ることはせずに「そういう考え方もあるのか」と許容できたらいいですよね。
たまに変な人もいますが、それは放置しましょう。
是非私の最低なバカ話を参考にして頂ければなと思います。
※更新時に改めて読んで酷い内容だなと思いました。私も若いときは若かった。
それでは♪