年始に30年以上前にできたであろう昭和風卓上ダイアリーを褒めちぎる話
こんにちは、ゆきびっちです。
明けましておめでとうございます。
さて、年末のブログではミャンマーについて書くと言いましたが、早速約束を破ります。こんな感じで2016年も参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。
さて、みなさんこちらはご存知ですか?
こちら文運堂さんのKOKKA デスクダイアリーです。
日めくり式のカレンダータイプのメモ帳?です。
みなさんのおじいさま、おばあさまのおうちでご覧になられたことがあるのではないでしょうか?
黒電話が横にあったら完璧なまでのTHE昭和デザインです。
こちら取引先さんからのお年賀で頂いたのですが。
・セレクトが渋すぎる
・懐かしい
・逆にオシャレ
ということで事務所でお隣のチームを交えて大盛り上がりしてしまいました。
ちなみに組み立て方はこちら。
カレンダーの穴にU型の金属バーを挿して
土台の穴につっこむ
穴は4つあるので、全てに入れ終えたら
裏側にこんな感じで金属バーが出てくるので
ちなみに、上の写真の「日本紙製品工業団体連合会」という文字が妙にグッときます。
ネジで締める。
ほい、完成。
ちなみに組み立ての説明書は箱の中にも入っていなければ、箱の外側にも設計図らしきものは一切描かれていないという
まさかのユニバーサル・デザインなのかな?
これを組み立てられなければ、あなたのところの発注は受けません なーんてメッセージだったりしてね。
若干先輩に教えられながら組み立てたことはご内密に。(一回失敗した)
※ユニバーサル・デザイン:文化・言語・国籍・老若男女・能力の違いを問わず誰でも利用ができるデザインのこと。
さて、私たち素敵アパレル女子たちがこのカレンダーの何に萌えたかというと。
① 紙のペラペラさ
ペラペラさというか、薄さというか、裏面への映り方というか。
最近こういう紙って見ないですよね。
大人の油分がなくなった指でもめくれてしまう薄さは貴重です。
② 使えるのか使えないのか分からない穴ぼこたち
土台の右側にはこのような穴ぼこがございまして。
穴の大きさから推察するに、上からおそらく、ハンコを入れる穴、鉛筆立て、鉛筆入れ・・・。
あれ、鉛筆穴が二つもある?
と思ったのですが、鉛筆は先がとがっているのでお年寄りの方などにとっては、鉛筆を立てるよりも尖った先を斜めにして三つ目の穴に入れるほうが安心安全なんだろうなと。
まぁ、しかし
鉛筆もってないけどね、現代人
ということで、現代においての正解はこちらかと。
ボールペンで唯一斜め穴に挿せた子がなんとも奇怪なリャマ・ペン。ちとこわい。
そして邪魔。
使えるか使えないのか分からない、このデザインにもうUKI UKIしちゃいます。
③ 情報量の多さ
毎月の中表紙に、その月の日の入りと日の出の平均時間が記載されている。
いる?その情報。
あとは誰が描いたか分からないけど、町のおたよりとか保険便りとかによく見かけるレトロな絵。
妙な安心感はなんなのかしら。
ちなみに日めくりのところもこんなに。
ちなみに「本日より45日目・・・」とかのくだり。
え、なんかそんなに日々においてカウントダウン必要?なに妊活用?葬式用?とアラサー2人で必死に悩んでいたのですが、そういえば我々メーカーだったなと。
なるほど納期管理用か。結構使えるかもしれない、このこ。
あと日めくりのほうの下には月毎に決まったテーマで、マナー指南?が書かれています。
すみません、勘違いしてました。
もうあまりないですよね、公衆電話。
こういった時代錯誤感がとても好きです。VIVA1990年代。
そしてちょっぴり戦慄した、こちらのページ。
そう、ゴールデンウィークの開始日という、ちょうどいいタイミングにこの一言プレッシャー。(母の日はこの日から大体2週間後)
「やっと休みに入るなーちょうどこの日からかー」と仕事の合間にページをめくってみたら、
ドンッ
ちなみに父の日前にはこういった文言が一切なかったので、お父さんたちの日々の気苦労なのかなんなのかをこのデスクダイアリー一つからも見て取れますね。お父さんがんばれ。
ふぅ・・・書き尽くしました。しあわせ。
ちなみにこれだけ商品をイジッておいて気まずいのですが、こちらのデスクダイアリーを作られている文運堂さんのホームページはノートの製作過程を見られたり、コンテンツが充実していましたので是非見てみてください。
個人的には会社のマークがめっちゃ可愛いと思う。
あと、現代っぽいデザインもありましたが・・・
絶対こっちのほうがオシャレです!!
D&DEPARTMENTとかで売ってそうでしょ?
2016年にも販売され、メモ部分がタイムライン式になっていたりと進化しながらも、何故か鉛筆穴と組立式は変わらないという頑固さを感じるデザインにきゅんきゅんしてしまいました。
今回は奇跡的にこのような商品と出会うことができましたが、今年も心を大きく揺さぶられるような素敵な品々とのご縁を結んでいきたいと思います。
こんな感じで(できればもうちょっと文章をレベルアップさせて)こちらのブログはまた一年、書いていきたいと思います。
改めて宜しくお願い致します!
ちなみに
はい、ね、 宜しくお願い致します。