貧乏アラサー女子の一人旅を荒んだ心を癒すミラノのスパ TERMEMILANO
こんにちは、ゆきびっちです。
出張先のホテルがめちゃくちゃ可愛かったので自撮り遊びに興じるアラサー(ナルシスト)
先日別ブログにて、プラダ財団 ミラノをご紹介し、最後におすすめのスパ「QC TERME MILANO」について触れました。
ということで、今回は唯一ミラノでリピートするスパ施設についてだらだらとご紹介したいと思います。
※今回入り口とロッカー以外は、公式サイトの写真を転用しております。
※QC TERMEMILANOのHPはこちらです → http://www.termemilano.com/
QC TERMEMILANOですが、場所はミラノ地下鉄M3番線の「PORTA ROMANA」にあります。
地下鉄駅から上がってすぐ、歴史的建造物ロマーナ門がお出迎えしてくれますが、スパ施設は本当に目と鼻の先。
ここは単に癒しのスパだけではない、色々なサービスがあるので大好きです♪
<カップルで楽しめる男女混浴のスパ!>
こちらは、水着着用の上で利用できる男女混浴のスパ施設。
受付でお支払い後に、ふかふかのバスローブ、バスタオル、ビーチサンダルを貸してもらえます。
水着をお忘れの方にも、お胸の突起物がめちゃくちゃ不安になるような黒い薄い簡易水着を別途料金支払いの上で貸してくれますので、絆創膏などを貼って対処してくださいませ。
※できれば水着をお持ちになられたほうがいいと思います。
更衣室はかなりキレイ。勢いのいいドライヤーもあるため、全てここで完了できます。
<狙うは平日7:30以降
最大10ユーロ以上のお得ディスカウント!>
スパの入り口はちょっとした高級リゾートスパ。
高級アロマの香りが漂っております。
ですが、ここにきてほしいのは夜7:30をすぎてから。
普段の料金は、平日45ユーロ、土日は50ユーロ(水着代は別途かかります)ですが、
19:30以降の利用では、月~木の場合34ユーロ、金土日・祝日で38ユーロとディスカウントされます。
現在大体為替で1ユーロ=140円前後のため、結構この差は大きい。
<室内も屋外も
歴史的な建造物と音楽と照明でリラックスを>
2500平方メートルとかなり広い敷地の中、こちらの施設は元々19世紀後半に建てられたトラム倉庫を改装したもので、中には10桶の浴槽、7種類のサウナ、リラクゼーションスペース、他別途料金はかかりますがマッサージ施設も完備されています。
先ほどの34ユーロでマッサージ以外は全て利用できるのでかなりお得。
10桶の中には、滝のような打たせ湯、ジャグジー、あとは足に特化したセルフサービスの塩もみマッサージ、冷水のウォーキングスペース、そしてカップルたちがいちゃこらする屋外の円形ジャグジーなどがあります。
お湯の設定温度は34~38度と日本人にはちょっと物足りないような設定ですが、色々なお風呂を長く楽しむにはぴったり。
サウナも詳しい温度は分かりませんが、かなり低めなのでゆったりと長くいることができます。
ただし女性一人で座禅を組んで般若心境をつぶやくような無心スタイルでいると、カップルたちは何かを感じるのか引き返していきます。
屋外のジャグジーは16世紀スペイン統治時代に建設された城壁に囲まれた広い芝生の中にあり、ライトアップとリラックスした音楽でかなりリフレッシュされ・・・
ないときもあります。
というのも、先ほど書いたようにカップルがいちゃこらしており、
さすがイタリアだぜ!って叫びたくなるような様々な組み合わせのカップルたちがいちゃこらしております。
異性同士とか同性同士とかがどうこうというのではなく、そのいちゃこらの激しさよ。
女一人で出張の疲れを癒しによっこらせと、カップルのみが陣取っているジャグジーに入るためには鋼のハートが必要です。
まぁ躊躇せずに入りますが。
一回だけイタリアのビッグ・ママのグループと一緒にジャグジーを占領したときがありましたが、そのときの達成感は言葉にできないほど。
<女性一人でも大丈夫 声はかけられない>
イタリア市街地ではスリなどに警戒していますが、このスパでは一切の警戒心は必要ありません。
だって皆水着姿だし、カップルばっかりだし、一人で来ている人なんてちょっとおかしいアラサーの日本人女か、禿げたおじさんしかいないし。
ということでめったなことがない限り、話しかけられません。
心ゆくまで自分との対話をお楽しみください。
びっくりするぐらい話しかけられません。
<寂しいとはいわせない 一人酒盛りができるアペリティーボタイム>
ここまでのご説明だと、女性一人で心の傷を癒すようなかなり寂しいスパタイムに聞こえるでしょう。
ここからが本番です。
皆さん、ヨーロッパ旅の女一人の夜について以下の3点を考えてみてください。
- 1ユーロ=140円前後
- どんな安いカフェに入ろうと夕飯は1食40ユーロはいくヨーロッパの経済
- それなのに食べられるのはせいぜいワンプレート(肉+ポテト+パン)という日本人の脆弱な胃袋
以上のことを考えるとヨーロッパの女性一人旅、ぼっちレストランほど不経済なものはありません。
そこでこの3点を解消してくれるのがこのTERMEMILANOの21時までのアペリティーボタイム。
実はこちらスパの後に生野菜、生フルーツ、生ハム、カプレーゼ(トマトとモッツァレラチーズの和え物)、スイーツなどその時々によってメニューは変わりますが、ビュッフェを楽しむことができるのです。
もちろん追加料金はかかりません。
女性ならば陥りがちの腸のトラブルにも食物繊維様がしっかり対応してくれます。
そしてそしてビュッフェではなんと、白、ロゼのスパークリングワイン、白、赤のワインが飲み放題なのであります!!!!
※残念ながらカクテル、ビールはありません。ワインのみ。おそらくハウスワインかと。
酒飲み万歳。
ちなみにスパの温度設定が低めなために、お酒の回り方が異常になることはありません。
これがスパを楽しんで、ビュッフェで夕飯を食べて、酒盛りしてたったの34ユーロ。
お腹も満たされて、心も満たされて、肝臓も満たされて、夕飯1食分よりも安い!
そして施設は駅近。
地下鉄のアクセスも実は良好。
大体の観光客がホテルをとるであろう、「CENTRALE FS(ミラノ中央駅)」「REPUBBLICA」「DUOMO」の3つの駅もM3番線は通っているので、酔っぱらっていようと乗り換えせずに一本で帰られる!
メイクも全部取ってしまってシャワーも更衣室で浴びられるので、ホテルに帰れば後は寝るだけです。
まとめると、
- 平日(月~木)の19:30がねらい目の混浴スパ。※水着着用
- 歴史的建造物で観光を楽しみつつ、様々なぬるめスパでリラックスできます。
- 女性一人でも安心して利用できます。
- スパ以外にも、食べ放題呑み放題のビュッフェあり。
- 地下鉄アクセス良好。
ちなみに私が行く時期のせいか、日本人の観光客は一回もこの施設で会ったことがありません。案外穴場スポットかもしれない。
本当におすすめの場所で、旅の疲れを癒すにはぴったりの場所です。
貧乏アラサーおすすめの、心だけでも豊かになるスパのご紹介でした。
もちろん、男性一人でもおすすめです。
ぜひぜひミラノにお越しの際はお立ち寄りくださいませ♪
それでは。
★現在お仕事募集中です。アート関連(それ以外でも!)の記事作成など承ります。★
お気軽にこちらまでお問い合わせくださいませ。yukivicher@gmail.com