一人暮らし貧乏アラサーOLと食品の消費期限との死闘記
こんにちは、ゆきびっちです。
最近劇的な加工技術に助けられております、自撮り。
一人暮らしを始めて1年と半年近く。
実家のときには全くといって感じなかった食料難について今回は語ります。
言い訳ではないが、反抗しながらも一応母親の手伝いもしてきました、わが人生。
しかしながら、やはりセルフプロデュースによるごはんについては難がつきもので。
消費期限、一番。
食費制限、二番。
三時のおやつは御取引先からの頂きもの。
この中でも特に消費期限に対して。
よく日本で設定される期限日は早いと言われています。
それを実感したのは小学校4年生のとき。
その当時住んでいたオーストラリアのメルボルンにあった、日本食料品店で売られていた牛丼味のスナック菓子。
当時日本のお菓子に飢えていた私は親にねだって買ってもらいましたが、
いざ食べてみると、なんか「もきゅっ」ていう歯ごたえ。「さくっ」ではない。
明らかにしけている。
不思議に思って賞味期限を見たら、
私が購入した日付の1年前に賞味期限は切れていた。
この流通格差よ!!
しかしそれを完食しても全くといってお腹を壊さなかったために、それ以降私の中で賞味期限に対して疑問が生まれました。
ただここで注意して頂きたいのは、その当時のあほな私は、賞味期限と消費期限の違いについては何の知識もなかったこと。
賞味期限というのは「その食品の品質を保持して美味しく味わえる期限日」であり、
消費期限というのは「その食品の劣化や腐敗、変質が起こらないことを保証する期限日」のこと。
ということで、消費期限はおいといて、小4のときの出来事は一応乾燥しているスナック菓子であること、且つ賞味期限を過ぎていただけのことなので、品質的には問題ありません(多分)。
しかし私はあほなので、この賞味期限と消費期限をごちゃまぜに捉えた挙句、約20年後、過去の経験をさも貴重な経験値かのように大事に守り、食品に対する判断基準を曖昧にしてしまったのです。
分別のある良い大人がひどい!
さて、ここから語るのは1年半年、今もなお格闘中の「消費期限」との対決の歴史です。
といっても、そんなに多くないのですが。
これから一人暮らしをする方への予備知識として頭の片隅にでもストックして頂けたら幸いです。
<牛乳は消費期限一日すぎてもやばい>
消費期限の中でも特に注視されるのは、乳製品類。
中でも飲料水である牛乳は一番危険。
私自身、牛乳をそのまま直に体内に投入してしまうと(期限内だとしても)ちょっとお腹のあたりにダメージをくらうので、いつもコーヒー用やホットケーキ製造用にストックしておりました。
しかし、何かを間違えて大のパックを買ってしまったあの日。
そしてそういうときに限って朝に時間がなく、コーヒー牛乳が飲めない日々が続き、消費期限時にもどっぷり余ってしまった牛乳さん。
一応危険防止で匂いを嗅いでみる。
若干、酸っぱい匂いがしないでもないが、まぁいけるだろうと判断して、
スタンバイしているコーヒーに投入、そして飲む。
するとどうだろうか。
これまで一切感じたことのなかった酸味がコーヒーから感じられるではないか。
イタリアンローストの、どちらかというと酸味よりも深みや苦みが売りのこのコーヒーに。
そして若干舌がしびれるではないか。
生命の危機を感じてすぐに吐き出しました。
結論:牛乳の消費期限表示はジャストオンタイムです。
<もはや冷蔵庫の力量次第か 生もの類>
加工品については消費期限の記載があるものの、生ものについては記載がない。
そのため、早く消費しなきゃなと思いつつも、日々の忙しさにかまけて冷蔵庫の野菜室の肥やしになってしまう野菜たち。
さぁ、皆出番だよ!というときには大変な有様になっています。
特に2回くらいやらかして、2回目にリアルに身体への影響が出たのは、「水が出ているキノコ」。
マイタケです。
値段的にも安く、ローカロリーなところから独身女子の食卓には欠かせない食材ですが、一歩間違えるとリアル毒キノコになりえます。
保存期間は1週間半。
その間に生成された茶色く濁った水が、キノコを包んでいるビニールのパッケージの中に溜まります。
そうなってしまったら、いくら火を通しても身体への影響が出ますので本当にご注意を。
※豆知識として、マイタケは2-3日が限度。
これは食べていないのですが、表面がぬめっとするきゅうり。
水分を多く含んでいることもあり、触ると外側の濃い緑のところが、泥に足がとられるようにずるっと滑って取れます。
さすがに食べてはいないのですが、結構1週間強でこの状態になりうるため、きゅうりは適材適量という言葉も胸に抱きしめ、購入したほうがいいと思われます。
あと玉ねぎはたまに購入した段階で、芯部分が腐っている?ときがあります。
ねぎ類で腐っているかどうかの判断基準は、表皮がぬめるかどうかです。
中学か高校のときに、生物の実験で細胞を顕微鏡で見るために表皮を一枚薄く、ピンセットで剥がしたのを覚えていませんか?
あの剥がした表皮部分にぬめりがあったら、腐る一歩手前です。多分。
結論:野菜類は購入して2-3日以内に使用するのがベスト。
水分を含んでいるために、腐る前は大体ぬめる。
※気になる野菜の消費期限はこちらで調べてみましょう。
ちなみに最近は、常備野菜としてすし酢や穀物酢の力を借りてピクルスにしております。
これで大分瀕死状態の野菜を救うことができました。
野菜を切るときにはストレス解消にもなるし、オススメです。
<たまごは案外いける>
※注 マネしないでください。
あの脆弱そうな中身が気になるところですが。
どうやら卵の場合、しっかりと中身が殻に包まれているため、賞味期限が過ぎたらすぐに品質が落ちるということはないようです。
ただし、製造業者はサルモネラ菌の増殖を考慮した上で賞味期限設定のため、しっかりと熱を通してから食べるようにしてください。
※ちなみにたまごのパッケージに記載されているのは、消費期限ではなく賞味期限になります。
ただ、やっぱり1パック(6個入り)を2週間そこらで消費するのはちょいと厳しい。
ということで、毎回賞味期限が過ぎても、レンジでチンの目玉焼きなどにして平らげます。
ちょっと黄身を守る膜が強固になった感じがあるけど大丈夫です。
ただしサルモネラ菌は食中毒や腸チフスを引き起こす菌なので、まずやめておいたほうがいいです。
ちなみに今6個パック中5個 賞味期限の切れたたまごが冷蔵庫に入っています。早く食べなきゃ。
<日本ではお金を払えば 安全でおいしいものが食べられる>
先日、とあるバルで食事をしていたときに「生ハム食べ放題おひとり500円!」というのがあり、嬉々として注文したのですが、結果は惨敗以上。
※上の写真の生ハムは極上でした。
意地でとりあえずひとり一皿は食べましたが、一緒に行った相方より一言。
「もう大人なんだから、ちゃんとお金を出して美味しいものを食べましょう」
完全に日々の貧乏性が裏目に出ました。
こんな消費期限についてドヤ顔で語っている私って。
最近は親にも「ちゃんとまともなものを食べているのか」と心配されます。
ということで、これから一人暮らしをされる方も、
この記事を読んで「私/僕のほうがもっと知識を持っている」と誇らしげな方も
身体は資本ですので、日本政府と食品のプロの方々がしっかり設定してくださった安全期限内で美味しく食事を頂けるように心がけていきましょう。
そのためには無駄遣いせずに、しっかり働いてお金を貯蓄しましょう。
それでもお金を使わざるえないのであれば、こちらでお金を使いましょう。
はい、しっかりアフィリエイトさせて頂きました。ありがとうございまーす。
それでは♪